この国はどうなるのでしょう?次は長崎県です。言葉がありません。
小型犬が放置されたり、死んでいるのが見つかった事件です。新たに山梨や長崎でも判明し、合わせて6県で少なくとも230匹に上っていることがJNNのまとめで分かりました。
女性に甘えた表情を見せる2匹。このチワワたちは、さいたま市内の公園に捨てられていたところを自治体によって保護されました。
埼玉県内では、ほかにも朝霞市などで去年10月から今年7月までに45匹の放置された小型犬を確認、そのうち3匹は死んだ状態で見つかりました。捨てられた犬のほとんどはチワワで、埼玉県の動物愛護団体が20匹以上を引き取りましたが、まだ5匹の飼い主が決まっていません。
「この子たちは、すごく危ない状態だった。いろいろな事情があったかもしれないが、 生き物だから最後まで責任を持って飼うのが普通」(Happy Paws 青木かつえ代表)
全国で相次ぐ小型犬の大量遺棄。山梨県では、今年3月以降、寺の境内などに39匹の小型犬が捨てられていたことが分かりました。去年の3月から合わせると、その数は72匹。中には、13匹の小型犬の死骸を、生きている犬とともにゴミ袋に入れ、捨てていたケースもあったということです。
また、長崎県でも今年3月に7匹の小型犬が保護されました。そのうち6匹はメスで、ミニチュアダックスフントやフレンチブルドッグなど主に室内で飼われる犬だったということです。
JNNのまとめでは、放置されたり死骸が遺棄された小型犬の数は少なくとも6つの県で230匹に上ります。動物愛護管理法を所管する望月環境大臣は今回の事態を受け・・・
「複数の県で痛ましい、悲しい事案があることは本当にあってはならない。速やかに検討して、動物愛護管理法の適切な執行に向けて全力で取り組みたい」(望月義夫 環境相)
栃木県や佐賀県では、警察が捜査を開始。山梨県では県から情報を提供された警察が、林道のパトロールなど警戒を強化しています。
小型犬の大量遺棄が後を絶たない。ペットを終生飼育する義務を定めた改正動物愛護法が昨年9月に施行されて以降、山中などにまとめて放置された犬は全国で少なくとも約220匹に上った。
大半は人気種の成犬で、年齢に伴って繁殖に使えなくなり、業者が捨てた疑いが指摘されている。衰弱したトイプードルや水たまりで息絶えていたチワワもいた。
栃木県で先月末に大量の犬の死骸が見つかった後、不法投棄が疑われる例が各地で発覚した。共同通信の集計によると、これまで判明したのは、栃木95匹、群馬11匹、埼玉46匹、山梨39匹、長崎7匹。佐賀ではマルチーズ21匹を県が保護し、ほかに数匹を動物愛護団体が確認した。栃木県警は廃棄物処理法違反などの疑いで捜査中だ。
改正動物愛護法は自治体が業者から犬猫の引き取りを求められても拒否できると明記している。取材に対し、全ての都道府県は「現在は業者からの引き取りは原則断っている」としている。
一方で、ある自治体担当者は「引き取りを規制されても捨てればいいという考えが一部でまかり通っている」と話す。関東の繁殖業者は「不要な犬を安楽死させたり、庭に埋めたりする業者もいる。見つかったのは氷山の一角だ」と打ち明けた。
山梨では昨年春にも計33匹が湖畔や山中で見つかっており、不法投棄は改正法施行前から横行していた可能性がある。
日本動物福祉協会栃木支部の川崎亜希子さん(43)は「私たちも消費行動を改めないと不幸の連鎖につながる。ペットショップに並ぶ子犬の親はどうなっているのか、想像してほしい」と訴えている。〔共同〕
全国で『動物の遺体』を一般廃棄物やゴミと同じ法律で扱うこと自体が一番の問題では?という意見が多く出ています。
現在の見解で言うと、改正動物愛護管理法が原因で、ブリーダー(繁殖者)の犯行では?となっていますが、それを廃棄物の法律・別の法律で扱っている事自体矛盾したり、連鎖を起こしたりしているのではないでしょうか?
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