この国はどうなるのでしょう?次は埼玉県です。言葉がありません。
栃木県で小型犬の死骸が大量に見つかるなど動物虐待事例が相次ぐ中、埼玉県で昨年10月〜今年7月、公園などに小型犬計46匹が遺棄されていたことが12日、分かった。大半がチワワで3匹は死んでいた。県は「ほぼ同じ地域で集中的に見つかっており、断定はできないが、繁殖業者が処分目的で捨てた可能性がある」として、業者の監視を強めている。
県などによると、昨年10月、さいたま市桜区の秋ケ瀬公園の橋の下で、2匹の死骸を含む7匹が見つかった。以来、同公園での発見が相次ぎ、朝霞市や東松山市でも保護されている。犬種はチワワのほかトイプードルなどペットとして人気の小型犬だった。
昨年9月施行の改正動物愛護法は、自治体が業者から処分目的で引き取りの要請を受けた場合、相応の理由があれば拒否できると定めている。県は「行政への持ち込みができなくなり、行き場を失って身勝手に捨てたとも考えられる」と分析している。【鈴木梢、山寺香】
栃木県などで小型犬の死骸が大量に見つかっているが、県内でも昨年10月から今年7月にかけ、河川敷などでチワワなど計46匹が置き去りにされていたことが11日、県などへの取材で分かった。43匹は保護されたが、3匹は死んでいた。県は「これだけの犬が大量に遺棄されたのは初めて」といい、各保健所を通じ、犬を販売する業者の取り扱い状況を調べる。
県とさいたま市によると、犬が捨てられていたのはさいたま市桜区の秋ケ瀬公園と志木、朝霞両市の河川敷、東松山市大谷地区。46匹のうちチワワが39匹を占める。市民や公園職員らの通報で分かった。生きていた犬は県朝霞、東松山の両保健所やさいたま市動物愛護ふれあいセンターが保護し、動物愛護団体などに引き取られた。
最初は昨年10月、秋ケ瀬公園で7匹のチワワが見つかった。さいたま市によると、そのうち2匹が死んでいた。11月にも同公園で7匹のチワワが捨てられ、うち1匹は車にはねられ死んだとみられる。今年5月には同公園でチワワ4匹、6月には志木市で3匹、同公園で5匹、朝霞市で3匹のチワワが見つかった。7月は同公園で1日に6匹、8、9日に各1匹のチワワが遺棄されているのが見つかった。26日には東松山市大谷地区で、チワワ2匹とミニチュアダックスフントやトイプードルなど人気種7匹が捨てられていた。
昨年9月に施行された改正動物愛護法によると、自治体は業者から処分目的の犬猫の引き取りの要請があったとしても、相応の理由がなければ拒否できることになった。県生活衛生課は「断定はできないが、繁殖業者などが繁殖に不用になって捨てたことが考えられる」としている。
さらに同法改正により犬猫を販売目的で所持している業者は、年間の飼育計画や販売状況を行政に提出することも義務付けられた。県内では現在、824業者が対象となっている。同課は「業者から提出されている内容を精査したい。その上で、犬の数が激しく変動していたり、不審な点のある業者は監視していく」と話している。
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