前回、坂井市のN様『ヴィヴィアンちゃん』を掲載しましたが、今度は初のネコちゃんです。
描かれたのは、動物チョークアートで全国的に有名な『animoさん』
『101匹手描きのわんにゃんプロジェクト』、『Animalart展』開催や、全国紙などでも多数取り上げられています。
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※今回ご紹介にあたり、猫ちゃんの傷や心が痛むお写真がございます。
今回animoさんにチョークアートを依頼されましたのは、鯖江市のK様。
深い愛情を受けたタマちゃん。
実はタマちゃんにはK様のおうちの子になるまでに壮絶な過去がありました。
タマちゃんは元々、8年くらい地域で姿を見られていた野良猫ちゃんでした。若い頃は喧嘩も強かったタマちゃんですが、そんなタマちゃんにも老いは来ます。
新しく現れた若い野良猫ちゃんに喧嘩で怪我を負わされ、傷が悪化し、タマちゃんの顔はぐじゅぐじゅになってしまいました。
それを見たK様はなんとか診てくれる病院さんを探し、ご自宅からは遠くても通院し、献身的にタマちゃんの看病をなさいました。
糖尿病、それが落ち着いたら今度は腎臓・・・次々と見つかる病気でしたが、K様は目の前のタマちゃんを助けるために日々必死でした。
「Kさんが連れてこなかったら、一週間ももたなかった」
先生にそう言われたそうです。
そして、元々8年も野良ちゃんで生きてきたタマちゃん。
実は最初は別の方がごはんをあげていたそうです。K様はその時は姿を見ていただけだったそう。その方が事情でごはんをあげられなくなり、K様がごはんをあげていました。
時には心無いいたずらでしっぽにテープを貼られた姿で現れました。そんな時、すぐに助けようと動いたK様。
しかし「野良で高齢」ということから断られてしまうなど、厳しい現実もありました。
K様のおうちのタマちゃんになって数ヶ月。段々と表情が柔らかくなったタマちゃんと、先住犬の豆吉ちゃん。
豆吉ちゃんとは決して仲がいいとは言えなかったそうですが、タマちゃんが豆吉ちゃんのベッドを拝借したり
一緒に寄り添うことも
タマちゃんが旅立ったのは保護してから約半年後でした。
自宅で行っていた皮下点滴の吸収がひどく遅くなり、一晩経っても吸収されずほぼ貯まったままでした。病院で血液への直接の点滴を試みましたが、タマちゃんの状態が良くなることはありませんでした。
「今年はあたたかいおうちで冬を越せるからね・・・」
おうちの子になってからの時間など関係なく、K様の深い想いがつまったお言葉でした。
そしてK様が今回、動物チョークアートに頼まれたのはこちらの写真です。
そのタマちゃんの作品が先日出来上がりました。
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ご家族様も大変喜ばれていました
可愛い想い出を更に可愛くする、こんなことがあるんですね。動物好きなご家族様と動物好きな作家さんが合わせ持つ『チョークアート』本当に素晴らしいですね。
関心のある方は是非こちらを覗いて下さい。
『動物チョークアート専用ページ』
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