先日、専門学校の大原学園さん(ペットコース)の学生さんと先生が勉強の一環として見学に来られました。
大原学園さんの見学会は過去に何回も行っています。
それでは今回の様子です。
まずは2階の納骨堂を案内しました。
最初に1万7体以上の魂が眠っている共同納骨場を見てもらいました。
皆さん、たくさんのお供え物にビックリされていました。
次に開業時から行っています盲導犬等の補助犬3種、警察犬、災害救助犬、学校飼育動物等の社会貢献動物霊座です。過去帳が置いてあり、たくさんの数にビックリされていました。皆さん知っている保育園や小学校、高校などを見て関心されていました。
次に個別納骨堂を見られました。
どのようなものがお供えとして並べられているかや
お位牌を並べていることや
1軒のお家で何頭もペットちゃんを飼育していることなど、様々なものに関心を持って頂き
最後に様々な質問に答えさせて頂きました。
普段は動物のことを専門に勉強されているだけに関心が高く、ご家族様とは違う角度からも質問が飛んできました。
次におおぞらが全国に誇るメモリアルグッズの数々を見られました。
種類の多さや想像以上の可愛さに驚かれていました。特に写真カプセルや足型メモリーには
ここからは恒例のセレモニー模擬体験です。
実際にご家族様役になり体験してもらいました。いつかは訪れるその日を知って頂くことにより、共に暮らしている子を、更に大切にして頂くという狙いがあります。
スタッフが分かりやすくセレモニーの内容を説明します。
順番にご焼香
ご家族様だけの最期のお別れ
この場面は全国紙にも掲載された場面です(コチラ)
そして最後、火葬のお立会いです。
炉前ホールで最期のお別れを行って頂き、火葬の準備に入ります。
ご家族様の代表者様は点火スイッチを押して頂きます。
終生飼養の最期の責務を自らの手で行います。人間もご家族が押します。
次は火葬炉の裏側です。
昨今残念なことに、移動火葬車など火葬炉とは程遠い焼却炉レベルのペット葬儀社が存在します。
おおぞらの火葬炉は、再燃室の滞留時間は2秒、周辺に塵を出さないサイクロン集塵機付きです。また人間の火葬炉でも広まっている最新のガス式の火葬炉となっています。
関連法令に基づき、再燃室800度を超えないと主燃室が点火しません。連続記録計で温度管理がされています。
そして人間の一級火葬技術管理士が在籍しています。
おおぞらでは今後、環境問題や住民感情を無視した焼却炉の存在は、火葬規制の活動を強化し規制実現をしていきたいと思います。
詳しくはコチラ
そして最後、斎場長から皆さんにお話しをしました。
皆さんが飼育しています可愛いペットちゃん、どんなに可愛いペットちゃんにもその時はやってきます。
それに特別はありません。
そしてその日を迎えた時、その年月があっという間だったことに気付きます。
少しそれを意識し、皆さんに出来る精一杯の飼育をしてあげて下さい。
高いフードをあげる、無理して散歩を長目に行く、そういうことではなく、無理のない精一杯の飼育です。
意識するだけでも変わります。
その時に出来るだけ後悔のない飼育につなげて下さい。
動物業界で今後羽ばたかれる学生さんに、今回のおおぞらの見学会が少しでも役立つことを切に願います。
専門学校さんの見学会は珍しくないですが、こちらの協会様にも見学場所として提供したことがあります。
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