今朝の福井新聞に掲載されていました『害獣(イノシシ・ハクビシン等)焼却を福井市のペット葬儀社に民間委託』がありました。
新聞内容を要約するとこうなります。
『あわら市がイノシシやハクビシンなどの年々拡大する鳥獣害対策を強化し、その中で捕獲、殺処分されたイノシシやハクビシンなどの運搬と焼却を福井市のペット葬儀社が行う』
おおぞらでもたまにこんなことが聞かれます。
「ここはイノシシ(野生動物)などの行政関係の焼却はやっていませんよね?」など
おそらくどこかの葬儀社が大きくアピールしているので、こちらにまで影響してくるのかもしれません。
先にお伝えしますと、
おおぞらはペットちゃん、家族動物さんのみのペット葬儀社となっています。
過去にも現在にも行政関係の民間委託の動物の焼却は一切行っていません。
他に行政関係の動物と言いますと、道路での各種動物の交通事故死もあります(ロードキルと言われることもあります)。
例、タヌキ、キツネ、アナグマ、アライグマ、ハクビシン、ネコ、イタチ、テン、カラス、シカ、ノウサギ等
道路上の事故死動物は、動物愛護管理法第36条で行政が引き取ることになっています。
実際は行政が行わず、民間の一般廃棄物業者やペット葬儀社が行っていることが多いです。
中には悪質な業者があり、
行政サービスにも関わらず、葬儀を勧めお金を取ろうとしたり、自社の葬儀内容で「交通事故の犬猫と一緒に火葬されてもいいですか?」と営業をかけたり等、おおぞらにだけでも相当数の相談が入ってきています。
役場も把握しています。
一番ひどいのは、
ペット葬儀ご利用の方に、合同火葬を害獣(イノシシ・ハクビシン等)や交通事故と一緒に行なっていることを伝えていないことです。
ペット葬儀社は2つに分かれます。
… 家族の一員と言われるペットちゃんだけを対応しているペット葬儀社
… の他に、行政の民間委託で交通事故死の動物さんや、今朝の害獣焼却までされるペット葬儀社
おおぞらはに当たります。
なぜおおぞらがかと言いますと、
共同火葬(合同火葬)は、ペット葬儀社であることから、ペットちゃんだけで行う必要があるからです。
※開業前にも様々な飼い主さんから「合同火葬とは言え、ペットだけで火葬してほしい」「ペット葬儀社はペットちゃんだけを取り扱ってほしい」とのお声を頂いています。
他には、日本でペットちゃんが家族の一員と呼ばれるようになり、10年以上経ちます。そうなりますと、亡くなった際に飼い主さんは、人間同様、又はそれ以上の悲しみを経験することも珍しくありません。
人間の葬儀社同様、グリーフサポート(悲しみのケア)の必要性が求めれています。
今朝の新聞のように飼い主さんがいない動物さんと違い、我々ペット葬儀社には必ず飼い主さんの存在がいらっしゃいます。ですから、専門家として亡くなってから後の悲嘆作業のサポートを行っていくことが必然的に求めれてきます。
又、時代とともにペット飼育やペットちゃんの種類も多様化していて、ペットロスの対応も多様化しています。100人いましたら100通りのペットロスがあると言っていいくらいです。
このような状況下の中、より飼い主さん(ご家族様)に近い立場を追求していく、又はグリーフサポートを追求していくことが我々の使命と考えています。
おおぞらでは、ペットちゃんと言われます家族動物のみの対応がすべてであり、今後もグリーフサポートの飽くなき追求を行っていきます。
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福井県ペット情報コーナー
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