令和3年(2021年)最後の動物チョークアートになります。最後にふさわしい、愛情深いご家族様の心温まる内容です。
前回、鯖江市のH様『ジュニちゃん』を掲載しましたが、今回も可愛いワンちゃんです。
描かれたのは、動物チョークアートで全国的に有名な『animoさん』
『101匹手描きのわんにゃんプロジェクト』、『Animalart展』開催や、全国紙などでも多数取り上げられています。
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今回animoさんにチョークアートを依頼されましたのは、大野市のH様。
バーニーズマウンテンドッグにしては少しきつかった『マックスちゃん』
写真は全てクリック拡大出来ます。
なぜ、バーニーズマウンテンドッグにしてはマックスちゃんは少しきつかったのか?それは共に暮らしたお姉ちゃんのパーディーちゃん(ダルメシアン)の存在があるからです。
マックスちゃんを語る上でパーディーちゃんの存在は欠かせないので、パーディーちゃんからお話します。
この毛並みのキレイなパーディーちゃんは、元々娘さんが101匹わんちゃんが好きで、ブリーダーさんから迎え入れた子です。
パーディーちゃんはなかなかパワフルな性格で、昔訓練所に入ったこともありますが、なかなかしつけは入りませんでした。しかし家族の言うことは聞いたそうです。
どのくらいパワフルかは、散歩が大好きで1時間以上行っていたそうです。そして引っ張りが強く、娘さんは骨折したり、フレキシブルで手を火傷したこともあるそうです。なかなかのパワフルぶりですね
しかしこの娘さんの溺愛ぶりは徹底していて、学生時代、部活動の前に家に帰り、パーディーちゃんのお世話をしてから、また学校に戻り部活動をしていたそうです。更にそのために学校までの距離は遠くなかったが自転車の許可まで取ったそうです。部活動もワンちゃんのお世話中心に考えたそうです。
お姉ちゃんは動物好きが高じて動物の専門学校にも進学しました。
ここまでしてもらっているワンちゃんは本当に幸せですね
このパーディーちゃんはなんと、ダルメシアンでは異例の14歳まで犬生を全うされました。
そしてこのパーディーちゃんが10歳くらいの時にお家に来たのがマックスちゃんです。
マックスちゃんがお家に来た時、マックスちゃんがやたら吠えるのでおかしいと思い、パーディーちゃんを病院に連れて行ったら、なんと子宮の病気であり、命拾いしました。マックスちゃんが助けたと言っても過言でありません。この頃からこの2頭の運命は出会うべくして出会ったのかもしれません。
このような2頭ですから、自ずとマックスちゃんはパーディーちゃんの血も受け継いで、バーニーズマウンテンドッグにしてはなかなかパワフルな性格となりました。
マックスちゃんの晩年はコロナ禍に襲われましたが、自粛期間がたまたまマックスちゃんと一緒に居られる貴重な時間になったそうです。これはこれでマックスちゃんにとっては幸せな時間だったと思います。
そんなパワフルなマックスちゃんも亡くなる1年前に血管肉腫になり、手術や薬などで長い間頑張りました。最期お父さんは3日間、仕事しながら一睡もせず看病したそうです。そしてパーディーちゃんの時は看取れませんでしたが、マックスちゃんは愛するご家族に見守られ息を引き取ったそうです。その瞬間にみんながいたことは、マックスちゃんにとってきっと嬉しかったに違いないと思います。
そしてH様が今回、動物チョークアートに頼まれたのはこちらの写真です。
そのマックスちゃんの作品が先日出来上がりました。
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ご家族様も大変喜ばれていました
可愛い想い出を更に可愛くする、こんなことがあるんですね。動物好きなご家族様と動物好きな作家さんが合わせ持つ『チョークアート』本当に素晴らしいですね。
関心のある方は是非こちらを覗いて下さい。
『動物チョークアート専用ページ』
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