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生前の間に正しいペットロスの知識を

生前の間に正しいペットロスの知識を

 

ペットロスの情報です。産経新聞がペット保険大手の調査結果を取り上げました。

 

「突然の涙が止まらない」6割…ペットロス、幻覚や幻聴など深刻症状も

2017年8月30日 産経ニュース

 

ペットを失った後、突然涙が止まらなくなる人が6割-。ペット向け保険を手がける「アイペット損害保険」(東京都港区、平成16年設立)が8月、インターネットを通じて実施したアンケートでこんな結果が出た。食欲不振になったり、幻聴や幻覚まで現れたりと、深刻なペットロス症状を訴える人も。ペットは「大切な家族の一員」という認識が改めて浮き彫りになった。(社会部 天野健作)

 

ペットロスの認知度は8割

アイペットは、以前犬・猫と暮らしていて、犬・猫を失った経験がある30~59歳の男女894人を対象に調査を実施した。

「ペットロスという言葉を聞いたことがあるか」という問いに対し、「聞いたことがある」が48・7%で、「聞いたことがあり、意味も知っている」(31・3%)も含めると、認知度は80%になった。

ペットロスの症状として最も多かったのは「突然悲しくなり涙が止まらなくなる」が60・3%で最多。次いで、「疲労感、虚脱感、無気力、めまい」(32・6%)、「食欲不振、過食」(13・2%)、「眠れない」(12%)、「幻覚、幻聴、妄想」(7・4%)の順になった。

ペットフード協会によると、全国の犬と猫の飼育頭数は計約1979万匹(平成27年)に上る。ペットを失った悲しみはその数と同じだけあるとみられる。

会社を休み、眠れなくなる

ペットロスの期間としては、「3カ月未満」が51%を占め、最も多かった。中には「外に出られなくなる」という深刻な症状が半年以上続いたケースも。

ペットが死んだ後、仕事を休んだ人も9・9%に上り、中でも「ペットは子供のような存在」と回答した人の23・5%が、仕事を休むという結果になった。

ただペットロスを自覚している人は53・3%で、自覚症状がない人も多く、同社は「もっと周りが気遣ってほしい」と訴える。

では、どうやってペットロスから克服するか。これについては「時間の経過を待つ以外にない」が60・7%。そのほか「お墓参り」(12・5%)、「悲しみを共有する」(5・6%)、「部屋の模様替え」(5・1%)、「形見をつくる」(5%)などがあった。

ただ、ペットロスを経験した人は、別のペットを飼うという決断に至りにくいようだ。「死別などつらい思いをしたくないから」として40・7%が新たなペットを飼っていない。

 

ペットロスは誰でもに起こる正常な反応です。ペットちゃんが家族化している以上、避けては通れない道です。出来れば生前の間に正しい知識を身に着けておくことをおすすめします。

 

おおぞらのペットロスコーナーも参考にしてみて下さい。

 
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