この記事を見ますと、いかにペットちゃんも、人間同様自然災害で打撃を受けるかが分かります。
鳥取中部地震で被災したのは人間だけではない。動物たちにも影響があり、地震発生以降、ペットの犬や猫が餌を食べなかったり、下痢をしたりと、体調を崩すケースも報告されている。県中部の動物病院は普段通り診察を受け付けており、ペットにも点滴や吐き気止め、下痢止めなどを処方している。
倉吉動物医療センター・山根動物病院(倉吉市八屋)の高島一昭総院長は「(地震は)生き物の全てにストレスがかかる」と話す。高島総院長によると、飼い主がパニックになっているところを見せないこと、飼い主に近づき抱っこを求める時は抱っこしてあげることなどが大切という。
また日ごろから、災害で流通が止まることも想定し、1週間分くらいの餌や水を確保することも求められる。普段からケージに入れるトレーニングをしておけば、避難する際にもストレスがない。
ただ、地震後にペットに普段とは違う症状が現れた場合でも、高島総院長は「ストレスが原因と決め付けないこと。違う病気の可能性もある」とし、病院の受診を勧めている。(加嶋祥代)
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