現在、動物愛護管理法の経過措置が取られている、猫カフェにおける成猫の夜間展示について動きがありました。
環境省の中央環境審議会動物愛護部会で話し合いが行われました。
環境省は1日、猫と触れ合える「猫カフェ」の午後10時までの夜間営業を、6月以降も認める方針を明らかにした。
猫のストレスを調べた結果、悪影響がみられなかったという。猫カフェの夜間営業容認は2012年から2年間の経過措置だったが、14年に今年5月末までに延長されていた。恒久化する方向で検討する。
1日に開いた中央環境審議会の部会で示した。同省は全国に約300ある猫カフェの一部に協力を依頼し、猫がストレスを受けた際に出るホルモンの濃度を比較した。その結果、閉店時間が午後8時と同10時の店では目立った差は無かった。
現在は1歳以上の猫で、施設内を自由に移動できることなどが夜間展示の条件となっているが、部会では、高齢の猫に負担が大きいとの指摘が専門家から相次いだ。今後、高齢猫への配慮などを検討し、決定する。
環境省は12年、動物のストレスを軽減するため、ペットショップなどが犬猫を展示できる時間を午前8時から午後8時までとし、それ以降の展示を禁じる動物愛護管理法の改正省令を施行した。(共同)
猫カフェは福井県にもいくつかあり、20時過ぎはどこもやっていませんが、多くの方が通われて、癒やしをもらっている場所だけに、動物愛護管理法でも注目を集めています。
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