坂川です。先日東京に会議に行った際、「茨城県常総市大水害(mama通)」でペットちゃんの救援で第一線で活動された方のお話を聞きました。
今年9月に予想を超えた集中豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、大規模な水害に見舞われたのは皆さんご存知だと思います。その際にたくさんの人が亡くなりました。人だけではありません。ブリーダーさんのところで30頭のワンちゃんが流されたり、狭いところに逃げ込んだ猫ちゃんもそのまま水死したり、多くのペットちゃんも亡くなったそうです。
そして今回の大水害の特徴は、救援本部の拠点になる市役所が水没したため、情報が入ってこない、各自で動かざるおえないなど、大変な事態だったそうです。ペットちゃんの方もしばらく情報収集しか出来なかったそうです。
またしつけが出来ていない、よく吠えるワンちゃんは自宅に置いていかれ、避難所へは連れていけないところもあったそうです。環境省が推奨しています『人と動物の同行避難』、まだまだ現実は厳しいことが伺えます。
辛い話も多かったですが、第一線で活動されてい方の話は大変貴重でした。私も(公社) 日本愛玩動物協会 福井県支所を通じて、『ペット防災の普及啓発』を行っていますが、まだまだ課題も多いと感じました。
亡くなられた方、ペットちゃんのご冥福を心からお祈りいたします。
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