何度もこのブログで取り上げてきた、福井県の動物愛護シンボル施設『福井県動物管理指導センター』が、4月22日に開所、23日に業務開始となります。
斎場長も開所式参加します。
おおぞらからも近いです。
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福井に完成 犬や猫の保護集約 獣医師2人常駐 飼い方講習も 23日業務開始 /福井
犬や猫を保護し、新しい飼い主に譲渡する「県動物管理指導センター」が福井市徳尾町に完成し、23日に業務を始める。県内6カ所にある健康福祉センターが取り扱ってきた機能の一部を集約させる形で、治療室や運動スペースなど専門的な施設も整備した。所管する県医薬食品・衛生課の担当者は「健康で元気な犬・猫を送り出し、命をつなぐ取り組みをもっと広げたい」と話している。【大森治幸】
保健所にあたる健康福祉センターは2016年度、保護した犬と猫の計366頭を新しい飼い主に譲渡した実績がある。ただ、取り扱う部署は比較的小さく、動物取扱業者の監視や指導などの業務も多岐にわたっていた。このため県では保護や譲渡の機能を集約し、業務の質と効率を上げるための施設整備が検討されていた。
これらを受け、県は約4460平方メートルの広大な敷地に木造平屋の建物が映える新センターを完成させた。去勢手術もできる検査・治療室や伸び伸びと運動できるドッグラン、人間の美容室にあたるトリミング室など専門的な設備のほか、各種の講習にも利用できる多目的ホールも備えた。
保護した犬や猫を健康な状態で新しい飼い主に引き継ぐため、収容可能頭数は成犬15頭、成猫30頭に限定し、県の獣医師も2人を常駐させる。飼い主の裾野をひろげるため、市民からの要望に応じた飼い方の講習会やしつけ教室も開催する予定で、譲渡した後もアドバイスを送るなどして責任を持って育ててもらえるよう呼びかける。
業務開始に先立つ22日には開所式があり、関係者が施設内を見学する。開所時間は土日・祝日を除く午前8時半~午後5時15分。23日以降の問い合わせは(0776・38・2212)まで。
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