今年の3月11日は、東日本大震災から10年の大きな節目の年です。大地震、津波、原発事故により、多くの命や物が失われ、当たり前の日常が一瞬して失われました。その地震の余震は今年に入ってからも続いています。
忘れてはいけません。風化させてはいけません。そして次に繋げないといけません。その一つが『防災意識』です。
おおぞらでも、毎年3月1日と9月1日に『防災訓練』を行っています。北陸動物葬祭協会の「動物火葬場防災マニュアルの第6」に基づき、ペット葬儀社としての『防災訓練』を行っています。
昨日実行しました。
地震の際でも最小限度の被害で済みますように、納骨堂の個別霊座内の総チェックをさせて頂きました。
次に火葬炉です。いくら高性能の火葬炉を導入しても、防災・減災意識は必要不可欠です。
火葬炉は千度近い温度まで上昇することや、大量のガスなども所持していることで災害時に火災等の二次災害につながります。厳重に行いました。
燃料供給パイプの確認、電気機器の確認、バーナーの確認等を行い、あとは火葬炉の周辺の確認に入りました。基本的なことで、周りに可燃物を置いていないか、地震などにより周りからの落下で火葬炉に支障はないか等、いろいろなことを想定して行いました。あとは消化器や消火用のバケツ(写真)等の整備のチェックを行いました。
屋根に上がり、煙突のチェックも行いました。
今後もおおぞらでは、北陸動物葬祭協会を通じ、年2回防災訓練を行って行きたいと思います。
石川県・富山県・福井県のペット葬儀社協会、北陸動物葬祭協会は、「動物火葬場防災マニュアル」・「動物火葬場災害時マニュアル」を作成し、災害対応にも力を入れています。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆