また全国紙にペット葬儀社の『移動火葬車・訪問火葬車』が掲載されていたので取り上げます。
犯罪にも関わった移動式ペット火葬車 屋号変え営業継続も
女性セブン 2017年9月21日号
見た目はまるで引っ越し業者のトラック。街中を走っていても気にする者はいない。ところが荷台の後ろの扉を開くと、スライド式の寝台が設置されている。ここにペットの亡骸を寝かせ、引き出しのように寝台を押し込むと、遺体を焼く火葬炉が出現──。
「移動式ペット火葬業者」の出現である。
全国ペット霊園協会理事の伊東正和さんが語る。
「ここ数年で参入した業者の半数以上は移動式火葬業者です。ガソリン車に火葬炉を積むのは非常に危険ですが、取り締まる法律がない。車は国交省、火葬炉は環境省、と縦割り行政の弊害で管轄する役所さえないのです」
おかげでこちらも玉石混交。焼き芋屋の軽トラックを改造しただけの粗悪な業者まで出現しているという。
「簡単なお別れの儀式のあと、軽トラックの荷台でうちの子の遺体を焼きました。でも遺骨を見てびっくり。黒焦げになっていたんです。あまりにも雑すぎます」(50代女性)
「中型犬の火葬は3万円とHPに明記されていたのですが、火葬が終わってから“規定より体重が重かった”と倍近いお金をとられました」(40代男性)
「遺骨を見たら犬歯が6本あったんです。犬の犬歯は4本。前の子の骨が残っていたんでしょうね」(40代主婦)
2006年には愛知県名古屋市で暴力団組員によるリンチ殺人の死体処理に移動式ペット火葬車が使われたことが発覚。世間の耳目を集めたがその後の状況にさほどの変化はない。
「トラブルが起きてもすぐに移動してしまうので、クレームを入れることさえできない。悪評が広まるたびに屋号を変えて営業を続ける業者もあります」(あるペット火葬業者)
一方、真面目に取り組む業者ももちろん多い。移動式ペット火葬業者『ペットPaPa』代表・高橋達治さんが語る。
「初期投資を抑えようと思えば、中古のペット火葬車を購入することで200万円程度で開業できます。でも、勘違いしてほしくないのは、ほとんどの業者が真面目にやっているということ。弊社の場合、火葬にはかならず飼い主様に立ち会っていただき、霊園と提携して納骨まで総合的にサポートします。
最愛のペットとの別れはつらい経験です。私どもの行うセレモニーが飼い主様の“ここまでしてあげられた”という思いに繋がり、ひいてはペットロスの解消に繋がればと願っています」
同社の料金体系は小鳥などの小動物が1万8000円。シェパードなどの大型犬で5万円ほど。丁寧な応対が口コミで評判を呼び、リピーターは7割にのぼるという。
「業者を選ぶときは、ペットの死別経験のあるかたからお話を聞いたり、ネットで各社の口コミなどを見て当たりをつけてください。
そして電話するなり実際に会うなりして最終的に決めること。応対の悪いところ、極端に価格の低いところは注意が必要かもしれません。逆に、対応が丁寧で、料金体系がちゃんとしているところは、優良な業者が多いと思います。
お別れで後悔しないために、生前に業者を調べておくことが重要です。亡くなった後では時間的にも精神的にも業者選びは難しくなってしまいます」(高橋さん)
大切な家族だからこそ、せめて安らかに眠ってほしい。
最近 “ 動物さんだから ” “ ペットちゃんだから ” と人間では考えられない『トラックや車のバンに焼却炉的な物を載せて行っている業者がいます。
(火葬炉と言われるものはトラックやバンなどには大きさ的に収まりません。サイクロン集塵機やバグフィルターが無かったり、再燃室滞留時間2秒もないレベルだと思われます。)
これらは簡単にネットオークションでも手に入れることも出来、素人の人でも簡単に始めることが出来るそうです。
人間の場合は周辺の方や自然環境を最大限に配慮し、防火対策をしてある建物の中に火葬炉を固定し火葬を行います。火葬は大切な葬送儀礼の一つです。家族と呼ばれるペットちゃんには最低限度必要な施設です。
道路や私有地以外の場所で警察の許可や、所有者の許可を取らず、又は周辺の人に許可を取らずに、勝手に火葬するということは法に触れるレベルにもなり、まずありえない話しです。
こちらを参考にしてみて下さい。
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