今回、我々ペット葬儀社から皆さんに是非知って頂きたい情報があります。
ペットの葬儀は飼い主の気持ちを整理させ
「ペットロス」を抑える働きがあります
DMM.com 2015年1月17日
一部抜粋
■命あるペットにも必ず訪れる最期
そんな猫たちのおかげで幸せな毎日を送らせてもらっている猫好きのわたしたちですが、やはり命あるペットと一緒に暮らすことでかならず訪れる悲しみにもまた遭遇しなければならないことは承知しているつもりです。
しかしながら、本当にそのときが訪れたら、どれほどのつらさを味わうのか、わたしにはまだ分かりません。一度はそんな想像をして、泣きそうになった経験を持つ飼い主さんは多いのではないでしょうか。わたしもご多分にもれずその一人ですが。
■最期を意識することによって今を大事にする
じつはここのところ、たて続けに猫仲間たちの愛猫が亡くなってしまったのです。
一方は急死。外野の私たちもびっくりしましたが、飼い主さんの方からしても急なことであっという間の出来事だったようです。
もう一方は、闘病の末、飼い主さんの胸でしずかに息を引き取ったんだそうです。
対照的な亡くなり方ですが、どちらにせよ愛猫との別れの悲しみはいかばかりのものかはかりしれません。
しかし、どちらの飼い主さんにも言える共通点は、亡くなってしまった猫たちに深く感謝しているということ。今まで一緒に暮らしてきたことに後悔なく、精一杯愛したことの証とも言えます。「さよなら」と泣きじゃくるのではなく「ありがとう」と涙ながらも笑顔で天国に送り出してあげられるのは、ここに来るまでいかに素敵な日々を送ってきて、来たるべき最期には幸せな看取り方ができたんだと想像できます。そういう彼らを見て、わたしもいつかくる我が家の愛猫たちとの別れには後悔など絶対しないよう、しっかり幸せにしてあげよう!となお強く心に誓うのでした。
■遺影も棺も用意するペット葬儀
亡くなってしまった後、それぞれ葬儀を行ったようですが、遺影もあって、お棺に一緒に入れてあげるものなど用意されていました。きちんと天国に送ってあげられるようなちゃんとしたものなんだな、と感心しました。
前者の急死した猫は、飼い主さんの手のひらをちゅぱちゅぱ吸うのが好きだったという甘えん坊さん。彼の棺に手のひらを模したぬいぐるみを手作りして一緒にいれてあげたというエピソードには、なんとも深い愛情と彼らの絆を感じて、今でも涙してしまいます。
■ペットロスを抑えるペット葬儀
近年ペットの葬儀というのは増えてきているそうです。ペットが家族の一員という認識が深まってきて、きちんと天国に送ってあげたいというふうに考える人が多くなっているようです。また、深く愛することで「ペットロス」という、深刻な精神状態に陥る人も少なくありません。実は「ペットの葬儀」をすることが、飼い主さんの気持ちの整理をつけるという働きもあるそうです。
いつかは亡くなってしまうペット。そして飼い主としては、最期まで面倒を見てあげるのが責務です。いかに幸せに送ってあげられるか、どのような送り方をしたらいいのか、ときには想像してみるのもいいのかもしれませんね。
ここからは、おおぞらがお話します。
ペットちゃんの死後、まず取り組まなければならない過程が、『死を受容する』『死を現実のものとして捉える』ということです。これをクリアしないと後に、
・「まだどこかに生きているのではないか」という実在感
・「まだお家の中にいるのではないか」といって探し回る思慕の念
・他のペットちゃんを見て「あの子はウチの子だ」という幻覚症状
などが表れ、複雑なペットロスへと発展する可能性があります。(ペットちゃんの死の場合だけでなく、生存時の行方不明の場合にはこのような現象が長期に渡り続きます。)どちらも愛するが故に、このような現象が起きてしまいます。このように死を受容しないと、次の悲しみのプロセスには進めません。
ここで死の受容の手助けをするのがお葬式です。手助けになる理由は、
・体温の下がったご遺体に触れる。
・話しかけても動かないご遺体を見る、触る。
・ご収骨作業をし、物理的復活が出来ないことを知る。
・肉体からお骨に変わる(世間で言う、変わり果てた姿。)
・小さくなったお骨袋を見たり触ったりする。
これらの内容は死を受容する、死を現実のものとして捉えるのに充分に値します。
またお葬式の効用として、
・ペットちゃんへの思いや感情を形にできる。
・人間と同じようにお葬式を行うことにより、家族の一員、尊い存在だったことを再確認できる。
・亡くなったことの意味を教えてくれる。
・葬送儀礼を通じて、精神的区切りを付けられる。
・ペットちゃんの生涯を振り返ることができる。
・普段疎遠な家族の場合も、お葬式の参加により、 喪を共にする集まりとして形成される。
・ペットちゃんが生前、身に付けていた物や大切にしていた物を、お葬式に組み込んでもらえる。
・お参りに行くことも、死の受容を充分に高める。
・悲しみを共感してもらえる人に出会う可能性が高い。
最近人間の場合も簡素化されていると言われている『お葬式』ですが、それでもお葬式が無くなることはありません。それは死を悼み、死者を弔うということは古来からの文化です。ペットちゃんが亡くなった場合、庭に埋める(※土葬)や、市町村によりゴミの焼却場で安価で行政サービスで焼却を行っているところもあります。
しかし共に暮らした、家族の一員であるならば、最近は我々ペット葬儀社という存在がありますので、人間に近いような形でキチンとお葬式を行い、葬送儀礼の一つである火葬を行うことを是非オススメします(焼却と火葬では内容が全然違います。)
※ペットちゃんの土葬はやり方によっては法に抵触するおそれがありますのでコチラを参考にして下さい。